金沢でホームページ制作を考える|ホームページを「つくる前」に考えておきたい補助金の話 | 株式会社ヴォイス

ホームページ XXXⅥ

金沢でホームページ制作を考える|ホームページを「つくる前」に考えておきたい補助金の話

補助金の話をするとき、わたしたちが必ず話す別の話

「補助金を使ってホームページを制作したい」という相談を受けることが増えてきました。特に私たちVOICEが拠点を置く金沢では、ホームページ制作を通じて地域ブランディングを図りたいという中小企業・個人事業主の相談が増えています。実際、2025年現在ではIT導入補助金をはじめとする各種制度が整備され、ホームページ制作やECサイト構築にかかる費用のうち、2/3〜最大4/5まで補助されるケースもあります。費用負担が軽くなるのはたしかに大きなメリットですが、それ以上に「今、ホームページをつくる理由」を再定義する機会にしてほしい。VOICEとしては、そこを強くお伝えしたいのです。なぜなら、補助金は「安くホームページを持つための制度」ではないからです。補助金をきっかけに、会社の伝え方・事業の打ち出し方・ブランドの“再解釈”にまで踏み込めるのなら、ホームページは企業の大きな転機になる。

01 経営戦略とWebサイトの関係性

“お金の話”ではなく、“会社の話”として語ろう。

「なぜ、つくるんですか?」
補助金があるから?あってもやらない、という選択肢もあるはずです。補助金は制度であって、目的ではない。補助金でホームページを制作するというのは、“お金の話”に見えるかもしれない。でも、わたしたちは“会社の話”だと思っています。どんな会社になっていきたいのか。何を伝えたくて、何を削ぎ落とすべきなのか。顧客に何を感じてもらいたくて、その手段がホームページなのか。
補助金申請の事業計画書を書くとき、多くの企業が苦戦します。でもそれは、会社の「言葉」を持っていないから。逆にいえば、補助金は、会社の言葉を見つけるチャンス。自社のらしさを“語ること”ができる会社が、次のフェーズに行ける。わたしたちはそう信じています。

“お金の話”ではなく、“会社の話”として語ろう。

「なぜ、つくるんですか?」
補助金があるから?あってもやらない、という選択肢もあるはずです。補助金は制度であって、目的ではない。補助金でホームページを制作するというのは、“お金の話”に見えるかもしれない。でも、わたしたちは“会社の話”だと思っています。どんな会社になっていきたいのか。何を伝えたくて、何を削ぎ落とすべきなのか。顧客に何を感じてもらいたくて、その手段がホームページなのか。
補助金申請の事業計画書を書くとき、多くの企業が苦戦します。でもそれは、会社の「言葉」を持っていないから。逆にいえば、補助金は、会社の言葉を見つけるチャンス。自社のらしさを“語ること”ができる会社が、次のフェーズに行ける。わたしたちはそう信じています。

言葉にすることで、会社の本質が見えてくる。

補助金でホームページをつくる。たしかに、それはコスト削減の手段です。
でも、VOICEが見てきた多くの事例では、補助金申請に取り組むことで

  • ・会社の「強み」や「らしさ」をあらためて言語化した
  • ・これから狙っていくターゲットを明確にした
  • ・自社の存在理由=パーパスを考え直すきっかけになった

そんな“副産物”がいくつも生まれています。とくに、補助金の申請プロセスでは「事業計画書の提出」が求められることが多く、そこでは“目的”と“手段”を明確に切り分けて言語化する必要があります。「ホームページが必要なんです」では通らない。「なぜ必要なのか」「何のために」「誰に対して」「どんな効果を狙っているのか」が問われる。だから、申請は「面倒」でも「無駄」ではない。むしろ、ホームページというツールを通じて、自社の価値を見つめ直すプロセスになるのです。
つまり、補助金活用は「費用を抑える」ためだけの手段ではなく、企業の今後の成長に向けた起爆剤となるのです。

02 補助金制度は“可能性”であって、“保証”ではない

補助金制度の種類と特徴

補助金制度は数多くあります。
たとえば、下記のような制度があります(※2025年現在の情報を一部抜粋)
・「IT導入補助金」
中小企業・小規模事業者を対象に、最大450万円、補助率は2/3(小規模の場合は最大4/5)まで支援されるこの制度は、ITツールの導入による業務効率化を目的としています。ホームページ制作も、あらかじめ登録されたITツールとして認められれば対象となり、制作会社との共同申請が必要です。注意点としては、申請には「SECURITY ACTION」などのセキュリティ対応が求められるなど、事前準備がやや多めという点です。

・「小規模事業者持続化補助金」
こちらは比較的申請のハードルが低く、販路開拓や広報活動にかかる費用が対象です。ホームページ制作も広報費の一部として認められており、最大で100万円(基本は50万円)、補助率は2/3です。地域の商工会・商工会議所が窓口となるため、地元密着で支援を受けながら進められるのが強みです。採択率はおおよそ3〜4割とされており、事業計画書の完成度が成功の鍵を握ります。

・「事業再構築補助金」
補助額は中小企業で最大8,000万円(特例で1億円)、補助率も2/3と高額ですが、対象となるのは「事業再構築」、つまり新分野展開や業態転換など、思い切った挑戦に限られます。ホームページ制作単体では対象外ですが、事業転換の一環として広告宣伝費や販促費に組み込めば補助対象とみなされるケースもあります。ただし申請には高度な事業計画書と金融機関の関与が必要で、準備には十分な時間と支援体制が求められます。

これら国の制度に加えて、地方自治体でも実に多様な支援制度が整備されています。たとえば東京都港区では、創業期の販路開拓を目的とした「創業・スタートアップ支援事業補助金」にて、ホームページ制作費を最大250万円まで補助(補助率2/3)する制度を用意。荒川区では「ホームページ作成補助金」として、20万円までの補助があり、こちらは年度内随時募集のため比較的取り組みやすい制度です。
また、大阪府堺市ではデジタル化を支援する補助金として、ECサイト構築やホームページ制作も対象に含めた「デジタル化促進補助金」を用意。最大100万円、補助率1/2という内容で、市内の中小企業を支援しています。さらに鹿児島県では、DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する補助金として、ホームページ制作も含まれる補助金が実施されており、補助率は2/3、最大で200万円まで補助される手厚い内容となっています。

制度の“中身”より、“語る力”が通過の鍵

ただし、これらは「申請すればお金がもらえる制度」ではありません。採択されるかどうかは事業計画と実行体制次第です。「補助金を使いたい」という気持ちだけでは通らないし、ホームページをただつくるだけでは採択されにくい。
申請書づくりも、書類の“整え方”ではなく、事業の“語り方”が問われます。
VOICEが補助金申請に関わるときは、事業の「強み」を引き出し、「未来への約束」として計画を言語化していくところからご一緒します。

03 ブランディング視点で考える補助金とホームページ制作の本質

“言いたいこと”はある。でも、“伝わること”になっているか。

補助金を使ってホームページをつくる——そのプロセスで最も大事なのは、「何を言うか」を明確にすることです。
多くの企業は、すでに「言いたいこと」を持っています。
でも、それが顧客にとって「聞く価値のある話」になっているか。
そのまま発信して伝わる内容か。
そもそも、競合との差別化になっているのか。
ここを検証するのが、ブランディングの視点です。
VOICEでは、補助金活用でホームページをつくるときも、最初のフェーズでは「ヒアリングと観察」に時間を使います。
「自分たちは何者なのか」「誰に向けて、どんな旗を掲げるべきか」を探っていく。そのうえで、ホームページは「その旗をどう立てるか」を設計する作業になります。特に金沢でホームページ制作に取り組むVOICEにとっては、単なるウェブサイトの新調ではなく、「ブランディングの再設計」としてこの機会を活用することが重要です。

言葉の「深さ」と「輪郭」が、ブランドをかたちにする

ホームページをつくるとき、「何を言うか」はただのスローガンではありません。
どんなに耳障りのいいキャッチコピーでも、芯のない言葉は響かない。
だからVOICEは、言葉を“整える”前に、まず“深掘る”ことを大切にしています。
たとえば、「地域密着でがんばっています」というフレーズ。
それがただの習慣的な姿勢なのか、それとも顧客の生活に本当に寄り添い、具体的な価値を提供していることなのか。言葉の“厚み”を持たせるには、その背景にある体験や意思をすくいあげる必要があります。
言葉を深掘っていくと、企業の見え方が変わります。
それまで「なんとなくいい感じ」と思っていた企業が、「この会社には、こういう思想がある」として、輪郭が立ち上がってくる。
その輪郭こそが、ブランディングの手がかりになります。
ホームページは、その輪郭をかたちにするための設計図であり、伝達装置です。
見た目をつくる前に、言葉に“芯”があるか。“伝える”ではなく“届く”ための輪郭になっているか。そこに時間をかけることが、成果につながる一歩だと私たちは考えています。

04 「金沢×ブランディング×補助金」−補助金申請を“手段”ではなく“戦略”に変えるために

補助金を「安くなる制度」にしない。成果を最大化するために。

補助金制度は、単なる「予算対策」ではありません。
補助金を使ってホームページをつくることは、

  • ・自社を言語化するトレーニング
  • ・戦略思考を鍛えるプロセス
  • ・社内のベクトルを揃える契機
  • ・顧客との関係性を再構築する試み

にできるはずです。
VOICEが考える補助金活用は、“費用を削減する”ことではなく、“成果を最大化する”ための戦略のひとつです。補助金をきっかけに、企業の進むべき道を見直したい。その想いがある方と、ぜひご一緒したいと思っています。
金沢でホームページ制作をご検討中の方、金沢の中小企業・個人事業主の皆様へ。私たちVOICEは、単なるサイト制作業者ではありません。補助金制度の活用を通じて、企業の“語り方”や“らしさ”を整え、ブランディングを設計するパートナーでありたいと考えています。——ホームページ制作は、「見せるため」ではなく「伝わるため」に行うもの。その起点となるブランドづくりから、私たちは一緒に考えます。

旗を立てるところから、一緒にはじめませんか?

補助金という制度を、予算対策で終わらせない。
ホームページというツールを、見た目の刷新で終わらせない。
せっかく取り組むなら、「会社としてどう見られたいか」「どんな未来を描いていきたいか」という本質から向き合ってみませんか。
わたしたちVOICEは、デザインやWebのスキルを提供するだけの業者ではなく、問いから一緒に考えるパートナーでありたいと思っています。
「会社のらしさを見つめ直したい」「伝え方に、ちゃんと手を入れたい」と思っている方と出会えるなら、それはきっといいプロジェクトになるはずです。
この機会に、まずは“旗を立てる”ところから。
小さな対話からでも、はじめてみましょう。

AUTHOR:

VOICE

CONTENTS

ホームページ XXXⅥ

金沢でホームページ制作を考える|ホームページを「つくる前」に考えておきたい補助金の話

ホームページ XXXⅤ

Webサイト制作を経営戦略の一部として考える|成果につながるサイト設計とは?

ホームページ XXXⅣ

ブランディングを成功させるホームページ制作のポイント

ホームページ XXXⅢ

ホームページリニューアルで企業の成果を最大化する方法

ホームページ XXXⅡ

ホームページのトラフィックを増やすための基本戦略

ホームページ XXXⅠ

ホームページのデザインとブランディングの重要性

ホームページ XXX

モバイルフレンドリーなホームページ制作の重要性と実現方法

ホームページ XX Ⅸ

ブランディングを強化するホームページ制作のコツ

ホームページ XX Ⅷ

ターゲット市場に最適化したホームページ制作の方法

ホームページ XX Ⅶ

UXデザインでユーザーを惹きつけるホームページ制作

ホームページ XX Ⅵ

ホームページでビジネスを成長させるための戦略

ホームページ XX Ⅴ

ホームページの開設目的と役割

ホームページ XX Ⅳ

パーパスブランディングの重要性:企業のビジョンを具現化するデザイン戦略

ホームページ XX Ⅲ

モバイルファースト時代におけるホームページ制作の重要性

ホームページ XX Ⅱ

デザインと課題解決の融合:企業の本当の価値を引き出すブランディング

ホームページ XX I

デザインの力で価値を可視化する:UI/UXの未来像

ホームページ XX

問い合わせが急増!ホームページで効果的なCTA設置の秘訣

ホームページ ⅩⅨ

ブランディングとECの融合:オンラインビジネスの新たな潮流

ホームページ ⅩVIII

マーケティングから始まるホームページ制作の成功法則

#ホームページ ⅩⅦ

ホームページの集客術 SNSの効果的な活用法

#ホームページ ⅩⅥ

AIの進化と共に変わるホームページ制作:新たな関係性の創造

#ホームページ ⅩⅤ

ホームページと採用:過去の教訓と未来への展望

#ホームページ ⅩⅣ

企業の顔となるホームページ:ブランディング戦略を活かした制作術

ホームページ ⅩIII

ブランディングの核心:ゴールデンサークルを活用した価値の可視化

ホームページ ⅩⅡ

ホームページ制作におけるChatGPTの役割と新時代のSEO戦略

ホームページ ⅩⅠ

ホームページの保守管理とSEO|メンテナンスのSEOへの影響

ホームページ Ⅹ

SEOとGA4|新しいアナリティクス時代の最前線

ホームページ Ⅸ

コンテンツファーストなホームページ制作

ホームページ Ⅷ

効果的なWEBサイト制作のポイント|目的を明確にする理由

ホームページ Ⅶ

金沢でのホームページ制作費用:予算別ガイドと選び方

#ホームページ Ⅵ

SEO対策の種類と詳細:内部対策と外部対策の違いについて

#ホームページ Ⅴ

SEO対策で変わるホームページの可能性:効果的な戦略と実施法

#ホームページ Ⅳ

ユーザビリティとアクセシビリティ Webサイトの新たな標準

#ホームページ Ⅲ

Webサイトのレスポンシブデザイン モバイルフレンドリーの重要性

#ホームページ Ⅱ

ホームページ作成を依頼する前に知っておきたい5つのポイント

#ホームページ Ⅰ

集客を意識したホームページ制作

CONTACT
お問い合わせ

Q&A
よくある質問

閉じる

制作に関する
ご依頼・お問い合わせ

ブランディングやホームページ制作、
グラフィックデザインなどの制作に関する
ご依頼やご相談については
お電話またはお問い合わせフォームから
お願いいたします。
またお急ぎの方にはZoomでのご相談も受け付けております。

電話でお問い合わせ

tel.076-254-0210
受付時間 9:00-18:00

tel.076-254-0210受付時間 9:00-18:00

お問い合わせフォーム オンライン相談

※当社への営業のご連絡は
メールにてお願いいたします。
お電話での営業はご遠慮ください。

閉じる

よくある質問

Q.県外からの依頼でも対応は可能か?
A.全国各地にお取引先があり、柔軟に対応してきた実績があります。まずはリモートでのご面談などでもけっこうですので、どうぞお声かけください。
Q.コンペに参加いただくことは可能か?
A.基本的には参加しておりませんが、弊社にお声掛けいただいた動機などを聞かせていただけると幸いです。諸条件なども確認できましたら、ご検討させていただくことも可能です。まずは詳しいお話を聞かせてください。
Q.紹介者はいないが新規取引できるか?
A.ご紹介者がいなくても問題ありませんが、まずは一度ご面談をさせてください(リモートなどでももちろんけっこうです)。お話をさせていただいて、御社にとって、本当に弊社に依頼してよろしいかを判断する機会になると思いますので、どうぞよろしくお願いします。
閉じる

制作実績