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あさましい広告。

売り込んではいけない。

引きつけなければいけない。

かつては「売り込む力」があればよかった。

経済成長を続けた時代は

広告で売り込むことが得意な企業に利があった。

いまはちがう。

「引きつける力」がいる。

売り込む企業は前時代的。

現在は引力のある企業や商品が勝っている。

 

現代の消費者に「ほしいもの」を聞くと

いちばん多い回答は「とくにない」なのだという。

「なにがほしいか」ではなく

「なにが必要でなにが不要か」を見極めようとしている。

それが現代の消費者像だとすれば

ほしいものがとくにない人たちに

もっと売り込もうとするのはナンセンス。

ここ数年、

広告を大量に流す行為を

あさましく感じるのはそのためだ。

いやしい企業は人を引きつけない。


もはや広告は無用なのか。

広告は売り込むものではなく

引きつけるものであると考えてみる。

売り込む広告と引きつける広告は大いに異なる。

2019.06.12