CREATIVE

なぜカブトムシなのか。

すぐ、欲しがる。

装飾を欲しがる。演出を欲しがる。

足していく。

間が持たないから何かが足りないと考える。

足りないものを足していくのがデザインだと思っている節がある。

デザインは足し算ではない。

 

カブトムシは足していない。

 

その姿形に目を凝らしてみる。

生きるために必要な機能をつきつめた結果の造形美。

機能美。

装飾も演出もない。よけいなものがない。

人の作為は、足されていない。

なのに、信じられないほど美しい。

 

わたしたちにこの美しさを表現できるか。

できないと思う。

だけど、なぜカブトムシが美しいのかを研究することはできる。

そこに向かっていくことはできる。

 

要素を削ぎ落としていく。残った要素を磨き上げていく。

 

VOICEのクリエイティブの指針。

カブトムシにあこがれて15年以上経つ。

2019.04.12