VLOG|石川県金沢市のデザインチーム「ヴォイス」 ホームページ作成やCMの企画制作をはじめNPOタテマチ大学を運営

VLOG

PROFILE

宮川真也
株式会社ヴォイス 代表取締役

クリエイティブディレクター

タテマチ大学/NPO金沢マチ
ナカ大学 代表理事

MESSAGE200

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最小の投資。必要な投資。必要最大限の投資。

「最小の投資で最大の効果をねらう」

その考え方は

もっともらしいが
危うくもある。

「最小の投資で最大の効果」は

そうなったらいいですねという話であって
そうすべきだという話ではない。

「最大の効果をあげるために必要な投資をする」

これがやるべきことではないか。

「最小の投資」ではなく

「必要な投資」を最大限におこなう。

「最小の投資」が目的のようになっていないか。

はじめから「投資額をどれだけおさえるか」しか考えない。

その思考では「最大の効果」は得られない。

履き違えている。

他者を容認する。

素直さというのは

人の声に耳を貸す度量のことである。

つまり、素直な人は度量が大きい。

人の話を聴く態度で

その人のすばらしさがわかるのも
そこに度量が映るからだ。

器である。

他の人の考えや意見を

とりこむ容器が大きいか小さいか。

他人の話を聴けない人は

固定概念のなかで生きるしかない。

自分を変えられない。

上司やお客様から叱られても

自分の理屈を通して
なんだかんだと自省しない。

ダメ出しされたら

カッと頭に血がのぼるか
あるいは極端に恥辱にまみれる。

それはまだわかりやすいかもしれない。

やっかいなのは、

何を説かれても
はなから自分のなかで
消化する気のないタイプ。

そもそも容器が小さいから

人の意見や考えを受けつけられない。

自分の容器を

大きくするためには
どうしたらいいのだろう。

わからない。

世間の深遠さを、

他人の新鮮さを、
自分以外のものの広大さを
容認することからはじめるべきか。

すべての他者を認める、ということなのだろうか。

主体性とは何か。

反応的な人がいる。

主体的な人もいる。

反応的な人は

まわりの物理的な環境に
いろいろ影響を受ける。

天気がよいと気分がよくなる。

悪天候だと気もちがふさぐ。

まわりにちやほやされると気分がよくなり

そうでなければ殻をつくって閉じこもる。

つまり反応的な人の精神状態は

他者の出方次第でころころ変わる。

わかりやすいのは子供だ。

反応的な人は幼い。

主体的な人は

自分のなかに天気をもっている。

外が晴れようが曇ろうが関係ない。

自分の価値観にもとづいて行動している。

自分自身をコントロールできる。

だから主体的な人は

ものごとを深く考えられる。

思慮深く、選択できる。

組織に関する話の折々に

「主体性」という言葉が浮上するが
その定義はなにか。

主体性とは

自発的に行動すること、
という意味だけでは足りない。

自分自身の選択や行動に責任をもっている。

条件や状況のせいにしない。

すなわち、外部に支配されない。

それが主体的であるということだ。

内から外へ。

なぜ葉っぱだけに目を向けるのか。

目を凝らすべきは根っこである。

問題の見方が問題である。

インサイド・アウトという。

内から外へ。

外面の問題に取り組むために

内面からアプローチする。

表層部分を変えるために

深層部分をさわる。

内側からつくっていく、という感覚。

この感覚がもてなかったら

だいたいのことは未解決に終わる。

「デザインする前にデザインするものがある」

と、社内で口癖のように言ってきた。

外側だけをとり繕うようなデザインは

どんなに時間やお金をつかってもほぼ無意味、
という意味でよく話す。

口癖みたいにくりかえすから

VOICEのDNAになっていると思う。

社内の誰がデザインしても

VOICEらしい仕事になっているのは
「デザインする前にデザインする」
という工程が暗黙のうちに存在するからだ。
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