VLOG|石川県金沢市のデザインチーム「ヴォイス」 ホームページ作成やCMの企画制作をはじめNPOタテマチ大学を運営

VLOG

PROFILE

宮川真也
株式会社ヴォイス 代表取締役

クリエイティブディレクター

タテマチ大学/NPO金沢マチ
ナカ大学 代表理事

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2007年12月
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たとえば、50階建てのビルの基礎。

ヴォイスの2007年は
どんな1年だったか。
総括するなら
基礎固めの1年だった。
設立7年目にして
基礎工事とはナニゴトか。
最初につくった基礎は
現レベルのヴォイスになるための
基礎だったということ。
7年のあいだに
我々のめざすものは
大きくなった。
設立時には見えなかったものが
見えるようになった。
結果、思い描く理想が
大きくなったということ。
そのいまの理想を現実にするためには、
もういっぺん基礎をつくりなおさなくちゃいけない。
5階建てのビルの基礎と
50階建てのビルの基礎はちがう。
(…ですよね。専門家のみなさん。)
あたらしい基礎をつくり直す1年、
と位置づけていたから、
たとえば“効率”は無視してきた。
ことしの3月から現在まで
あえて効率が悪くなるチームシステムを
組んできたことは、
ヴォイスとジオラマのメンバーならわかると思う。
やがて基礎が固まってきたら
社内のあらゆる効率は
放っておいてもよくなる。
いつまでも過渡期なんてありえない。
2007年は、
基礎工事をしながら
出すべき成果も出せた。
成果を出せたのは、
ひとりひとりが全力に近いものを
出しきったからだと思う。
あえての編成で臨んだムズカシイ1年だった。
いわば悪条件下で
メンバー一同
よくやったなと思う。
最高でした!

選ばれる理由不在のテレビCM。

昨日のこと。
新規取引先2社とお逢いした。
偶然にも2社とも
テレビCMに不信感を抱いていた。
A社が「インパクトのあるCM」で
B社は「ローカルっぽくないCM」を
めざしてつくったらしい。
が、効果はない。
たしかに2社のCMは
「インパクトがある」と言われればそうだし、
「ローカルっぽくない」と言うならそうかもしれない、
という類のものだった。
結果が出ない理由は2社とも明解だった。
それらのCMの中には、
その広告主が「消費者に選ばれる理由」が
どこにも見当たらなかった。
ヴォイス流に言わせてもらえば、
広告をつくる前につくるべきものを
つくっていなかった。
「選ばれる理由不在」のままテレビCMをやったら、
もったいない結果になるのは必然。
解決策は、テレビCMをやめることではない。
選ばれる理由をはっきりさせてテレビCMをやることだ。
2社はそこに気づいたから
わたしたちにブランディングを
依頼してくださった。
ちなみに。
「brand」という言葉を
わかりやすい日本語に訳すと
「選ばれる理由」になる
と思っている。

ことし読んだ本ベストテン2007

ことしもやれとのことなので
年末恒例「ことし読んだ本ベストテン」。
今回はブログ10分ルール撤去。
*リンクや画像貼りがたいへん。
セレクト基準は単純に
折り目や書き込みが多かったものの上位10傑。
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「仕事ができない人は話も長い」 宋 文洲(著)日経BP企画
強い意志と理論をもつ人に魅了される。
この著者もそう。ナルホドと唸るばかりの指摘と視点。
3回読んだ。来年も読むと思う。
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「自分の中に毒をもて」 岡本太郎(著)青春出版社
夏ごろ社内で“岡本太郎”を課題図書にした。
正義の人。逃げない人。気づかされることがたくさんあった。
ページをめくるたびに名言に出逢うような一冊。
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「ブルー・オーシャン戦略」 W・チャン・キム(著)ランダムハウス講談社
2年ほど前に話題になった名著。ことしの初めにきちんと読んだ。
ヴォイスの推奨するマーケティング指針も、ヴォイス自身がめざす生き方も、
この本のなかに書かれてあった。もっと早く読めばよかった。
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「成功はゴミ箱の中に」 レイ・クロック(著)プレジデント社
マクドナルド創業者の自伝がツマラナイわけがない。
比べることすらおこがましいのだけど、
自分なんかとは熱さも覚悟もぜんぶ違いすぎる(…のが読んでてウレシイ)。
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「広告内視鏡」 梶 裕輔(著)日経広告研究所
ヴォイス創生期の参考書にした名著「広告の迷走」の続編。
ことしいちばんの待望の一冊ゆえに、正座して読む勢いで。
読むと勇気がわく。うれしくなる。広告を生業にしていることを誇りに思える。
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「小池式コンセプトノート」 小池百合子(著)ビジネス社
夏に取り組んでいたプロデュース業務の参考書にした一冊。
以来、大きな仕事の依頼があると本書をめざした。
「プロジェクトは大義と共感」。この言葉をいつもポケットに入れている感じ。
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「2010年の広告会社」 植田正也(著)日新報道
この世界に生きる人間として無視できない一冊。
数年後、本書に綴られているような業界になるとヴォイスはシメたものだ。
北陸の業界とは関係ない話だよ、という見方は、北陸らしくてもっともよくない。
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「プロ・ヘッドハンターが教えるデキる人の引き抜き方」 
古賀辰男(著)明日香出版社

数ヶ月前、某社の事業ブランド開発時に参考にさせてもらった一冊。
引き抜きの参考にはしてません(笑)。
人材観が変わった。人事はもはや経営の最重要機能だなと。
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「社会的責任のマーケティング」 フィリップ・コトラー(著)東洋経済新報社
社会貢献活動を「義務」から「戦略」へ。CSRと商売繁盛は両立できる。
ヴォイスはことし本書のおかげで稼がせていただきました(笑)。
とっつきにくいけど、がんばって読んだほうがいい。
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「経営を見る眼」 伊丹敬之(著)東洋経済新報社
この手の本は新刊が出たら片っぱしから読んでいるけど、
ことし出た経営指南書のなかではコレにいちばん折り目をつけてた。
基本中の基本が書かれているので、わたしレベルにはちょうどよかった。
以上、上記10冊がなかったら、
ことし1年こんなにハッピーに仕事はできなかった。
といっても過言じゃない、感謝の10冊。

ブログは日記じゃない。

少なくとも自分のブログは。
自分にとってブログは、
メモ帳。
思いついたことを書きとめておく。
このメモ帳は、
ネタ帳でもある。
ネタ帳を公開してしまっている、
という滑稽さである。
が、仕事ではけっこう役立っている。
思いついたことを書きとめることで
検証できる。
数日後に読み返してみて
「うわっ、浅い」とか。
「やっぱり違う言い方にしなければ」とか。
外部に公開するデメリットはあるが、
メリットもある。
「この言い方でどのくらい伝わったか」
「こういう考え方や定義の賛否はどうか」
を計ることができる。
周囲のリアクションで計測できる、のがいい。
ただ…
「それ、この前のブログでも言ってたよね」
なんて、お客さんの会議の場で
いわれたりもする。
サプライズに欠ける。
昨日も。

夢に逃げる。

夢をもて、という。
夢は、
前向きに生きるための手段として
もっていたほうがいい。
でも、
夢がなくても
前向きに生きることはできる。
なにがいいたいのか。
夢をもたなくちゃ成功できない、
という言い方がしっくりこない。
夢をもてば成功する、
といったニュアンスを
ともなうのがひっかかる。
夢を掲げても
夢が叶うわけじゃない。
実行しなければ、なにも叶わない。
なんというか、夢に逃げてはいけない。
夢を掲げたところで、
実行しなければ成功も達成もない。
そういうごくごくあたりまえのことを
もっとメッセージしなくちゃいけないと思う。
夢をもとう。以上。
だったら、ロジックはいらない。
知恵も絞らないし、汗も流さない。
成功の唯一の要因は、実行。
夢をもった人が成功するのではない。
実行した人が成功する。
まぁ。
成功してないワタシが言っても
説得力に欠けるけれど。

労働という言葉はネガティブだ。

労働というと、
義務のような響きがある。
生活のために働く。
お金のために働く。
「~のために働く」というときは
「~のために(仕方なく)働く」という
カッコが付いている。
「仕事だからツライのはあたりまえ」
というけれど、
そんなのは信じられない。
正確には、
そういうセリフを吐く人の
言うことなんか
聞く耳はもてない。
仕事がツライと思っている人は、
仕事ができない人だと思う。
仕事ができない人のアドバイスを聞いても
仕事ができるようにはならない。
世の中には
仕事を楽しんでいる人は
大勢いる。
ということは
自分自身の仕事も
楽しくできる可能性は高い。
「仕事はツライもの」
というセリフは、
その可能性を摘むようで
ものすごく嫌いだ。

広告制作フィーはどっちでもいいです。

机の後のホワイトボードに
ここ1ヶ月ほど
書きなぐったままにしている
コトバがあります。
それは、
ヴォイスは広告会社なのに
広告をしないですむ方法を
お客さんに提示する。
という3行です。
わたしたちは、
広告制作フィーを
頂戴しなくてもかまわない。
“広告をしないですむ方法”を
開発することでフィーをいただく。
このフィーだけで
ヴォイスとジオラマは
充分にやっていける
企業体質をつくっています。
だから、
お客さんに
むやみに広告出稿を求めません。
広告制作の依頼も求めません。
カッコつけているわけじゃなくて
ほんとうにそう思うからそうしています。
それで経営も成り立つのでご安心いただきたい。
そのうえで広告が必要か否かを
ご相談いただければうれしいですし、
御社のビジョン達成の一助になれたら
しあわせだと思っています。

無知とは何か。

無知な人は、
自分が無知だということを知らない。
じぶんが
どれだけ知らないか、
を知らない。
知らないから
何かを学ぼうとも
何かを変えようとも
何かを得ようともしない。
無知じゃない人とは、
何かについて
自分がどれだけ知らないかを
知っている人ではないか。
足りないことを知っているから
得ようとするし、
学ぼうとする。
真似ようとするし、
盗もうとする。
そうやって
じぶんを変えようとする。

勝ち馬さがしの前にやるべきこと。

上流階級。
中流階級。
下流階級。
その中流にあたる層が減っている。
これが昨今の格差問題というやつだろう。
品のない言い方を
あえて用いるならば、
勝ち組でも負け組でもない
勝敗つかずの層が減っている。
減っている、
というのは
もしや気のせいかもしれない。
じっさいはわからない。
メディアの煽動によるものかもしれない。
メディアは勝者と敗者に
スポットをあてる。
そのどちらでもない人に着目しても
ニュースにはならない。
わたしたち大衆は、
ニュースにふれて
勝者と自分を比較する。
羨望する。
敗者はゴメンだと思う。
結果、若い人は、
勝ち馬に乗ることばかりを
考えるようになる。
じぶんで走ることをしなくなる。
じぶんの足で走ることは、
じぶんをつらぬくことではないか。
勝ち馬さがしをする前に、
じぶんの意志や信条にそって
行動すべきではないのか。
企業もおなじ。

入社を考えてくださる方へ。

ここ1ヶ月ほど何度か
社内のライターのインタビューを
受けていました。
それを記事にしてもらったので
トップインタビューのページに
追加しました。
ヴォイスへの入社を
考えてくださる方に向けて
お話しているつもりです。
新規アップ分(♯4~6)はこちらから。
初回分♯1からご覧になる場合はこちらから。
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