VLOG|石川県金沢市のデザインチーム「ヴォイス」 ホームページ作成やCMの企画制作をはじめNPOタテマチ大学を運営

VLOG

PROFILE

宮川真也
株式会社ヴォイス 代表取締役

クリエイティブディレクター

タテマチ大学/NPO金沢マチ
ナカ大学 代表理事

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作品、という日本語について。

言葉の意味を追いかけすぎると、
ときどき生活がきゅうくつになる。
たとえば「作品」という言葉。
この日本語には
芸術的というニュアンスがある。
芸術的な価値があるかどうかは
本人が決める問題ではない。
したがって、
自らの仕事を「作品」といっている我々は、
愚か者ということになる。
とはいえ「作品」はとても便利である。
自分たちの仕事を「作品」といえないのは、
きわめて苦しい。
外来語を使っちゃいけないゲーム
のような苦しさがある。
だから、
これからも使いつづけると思う。
ただし、
こういう思いを抱いた以上、
どこかで使用禁止令発動の可能性もある。
もうすこし考えてみよう。

ブ怒グ。

人に教えを請うことを
無料だと思っているフシがある。
学校や塾には授業料がある。
会社に入れば無料か。
コストはかからないのか。
コストの概念がないから礼を失する。
ノウハウ料、という話はヤボになる。
ここで正したいのは、
時間コストの概念がないことだ。
こんなケースがある。
メールで質問をする。
「○○○について教えてください」
わずか3~4行のメールで、
教えてもらう相手に
膨大な行数のメールを要求している。
相手の時間的負担に対する配慮が欠けている。
どうすればいいのか。
メールで質問するのならば、
おおざっぱな問いを投げるのではなく、
質問内容を整理してから問うべきだ。
そうやって
相手の時間的負担を軽くする。
これが礼儀だ。
やりかたはいろいろだろうけど、
ともあれ相手は
時間というコストを払って
あなたに何かを教えている、
ということを識らねばいけない。

古くてますます新しいことば。

一樹百獲、と書く。
いちじゅひゃっかく、と読む。
この四字熟語を
じぶんは一昨日まで知らなかった。
どういう意味か。
企業における人材の重要性を説いている。
1を育てて100倍もの収穫があるのは、人材。
つまり人材は、1が100になる、と。
なるほど機械やパソコンは100にならない。
能力が1だとすれば、1のままだ。
それ以下になることはあっても
それ以上にはならない。
人間はそれ以下にもそれ以上にもなる。
教育をまちがうと以下になる。
うまく育てられたら以上になる。
大きなことを成し遂げるためには
人を育てなければならない、
ということ。
なんのために会社に属しているか、
の意味を思う。
企業は人なりとは、
なんとも古くてますます新しい。

ジオラマステートメント。

diorama_poster.jpg
AD&D 水尻幸太
ジオラマのポスターです。
ジオラマのあいことばは、
TAKURAMU CREATIVE BASEMENT。
(たくらむクリエイティブベースメント)
ジオラマは、
「消費者を動かす罠づくり会社です」
と宣言しています。
「シゴトはオトナの上質なあそび」
とも公言しています。
TVCM事業は、
「さらば、予定調和のTVCM」が
あいことばです。
WEB事業は、
「さらば、コムズカシイWEB論」が
あいことばです。
もっともっと
ワルダクミを楽しむ会社に
ならなくちゃですね。

気をつかうことは心をつかうことなので。

気づかいのできない人に
いい仕事などできるわけがない。
と、もう、100万回ほど言っている。
「気づかい」とは、
「心をつかうこと」である。
辞書をめくれば、きっと、そう書いてある。
気をつかわない人は、
心をつかっていないのである。
機械のようである。
他の業種業態のことは知らないが、
わたしたちの仕事は
機械まかせにはできない。
わたしたちの仕事は、
人の心に何かを届ける仕事だ。
あるいは、
人の心に何かを響かせる仕事だ。
心をつかわない人に
いい仕事は期待できない。
ゆえに気づかいのできない人に
仕事はまかせられない。

依頼の質が、仕事の質を決定する。

いい入口は、
いい出口につながっている。
入口をまちがうと、
正しい出口は見つからない。
なにをやっても
出るべきところに出られない。
入口がかんじん。
いい仕事をするためには、
いい仕事をするための入口が必要だ。
仕事の入口とはなにか。
依頼、だと思う。
依頼の質が、仕事の質を決定する。
上司が部下に仕事を依頼する。
依頼の仕方がよければ、
たいていの部下はいい仕事をする。
依頼の仕方が悪ければ、
たいていの部下は悪い仕事をする。
部下の仕事がイマイチなときの原因は、
たいてい上司の側にある。

歯切れの悪いはなしでしょうか。

もっとお金を稼ぐことに貪欲になりなさい、
とアドバイスを頂戴したりする。
こんな話を公表して、
わたしはお金に汚くありません、
とアピールしているわけではない。
稼ぐこと以上に大事なものがあるから
自分はこんなスタンスなんです、
と返してみても、
見る人が見れば言いわけにしか映っていない。
稼ぐ以上に大事なことを達成するために稼いでいる。
ならばお金は手段にすぎないわけだから、
売上や利益の多い会社がすばらしいとは思わないし、
年収の多い人がエライとも認めない。
その手の物差しを持ちあわせていないのは、
これはもうひとつの性分なわけで
利益や規模の拡大を追求していないと
事業意欲を疑われることについても、
とんでもございませんと反発したくなる。
きれいごとをきれいごとで終わらせないために
活動しているんだとお話したい。
何かとヴォイスをいっしょにしないでほしい、
という本音を喧嘩腰でいってみたりする。
企業活動の最優先事項が利益であれば
個人活動のそれも利益というなら
ヴォイスはこの世に生まれていない。

制約条件、というのがある。

ボトルネックとも呼ぶ。
一連のシステムやフローのなかで、
目的達成をジャマしている要因のことをいう。
ある本にうまい例えがあった。
砂時計には真ん中にくびれがある。
砂が一気に流れ落ちるのをさえぎっている。
砂の流れは、
くびれの制約を受けている。
砂の流れをよくするためには、
くびれ部分を広げるといい。
くびれ部分=制約条件を改善すれば
全体がスムーズに流れる。
全体最適化につながる。
これを制約条件理論(TOC)という。
制約条件理論の対象は、
システムやフローだけではないと思う。
たとえば、
人の成長を妨げている
ボトルネックがあるかもしれない。
いくら努力しても、
砂時計のくびれ以上には
砂は流れ落ちない。
成長が何かに妨げられている。
もしくは自ら妨げている。
自身のボトルネックは何か。
そういう視点をもつことも、
人間の成長を考えるうえで大事。
制約条件の考え方は、この本の専売特許。
thegoal.jpg
「ザ・ゴール」 エリヤフゴールドラット著(ダイヤモンド社)
じぶんはヴォイスの設立1年目のときにこの本にふれた。
先週末にパラパラ読み返したのだけど、
原点回帰できた気分になってよかった。

インタビュー記事掲載。

ヴォイスサイトの
「スタッフ募集」のコーナー
インタビュー記事を掲載しました。
「会社のことは社長に聞くのが手っとり早い」
そりゃそうだ。
だからインタビュー記事を載せました。
ヴォイスへの入社を考えてくださる方々に
読んでもらえるとうれしいです。

企業はすべて変化対応業。

10年後はどうなってますか?
と、きょう質問された。
ヴォイスの今後はどうなんだ、と。
未来のことは誰にもわからない。
わかったら、
たとえば人は大金持ちになっている。
10年後のことはわからないと答えたのも、
企業はそもそも
時代と整合性をはかりながら
生きてゆくものだから。
企業は変化対応業である。
5年後のヴォイスは、
5年後の社会にあわせて
変化しているはず。
5年前のヴォイスと、
いまのヴォイスを比べるといい。
この5年間で
大いに変化している。
人は「変わらず元気ですね」という。
企業は「変わらず元気」なわけはない。
変わらなければ元気を失う。
たとえば、
「広告制作会社ってこうあるべきでしょ」
と定義するのが
じつはいちばん危険だったりする。
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