VLOG|石川県金沢市のデザインチーム「ヴォイス」 ホームページ作成やCMの企画制作をはじめNPOタテマチ大学を運営

VLOG

PROFILE

宮川真也
株式会社ヴォイス 代表取締役

クリエイティブディレクター

タテマチ大学/NPO金沢マチ
ナカ大学 代表理事

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2006年12月
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ヴォイスはことし1年しあわせでした。

チームヴォイスの2006年の活動は
本日で終了します。
2007年は1月9日(月)からスタートします。
ヴォイスの我がままを許容してくださったみなさまへ。
ヴォイスを叱咤激励してくださったみなさまへ。
ヴォイスのプロジェクトに賛同いただいたみなさまへ。
ヴォイスに期待して声をかけてくださったみなさまへ。
ヴォイスは、みなさまに生かされています。
感謝は尽きません。
2007年がみなさまにとって美しい1年でありますように。
株式会社ヴォイス
代表取締役 宮川真也 取締役アートディレクター 武田裕司

ヴォイスの冬休みの宿題について。

きょう1日で何名の方に
「よいお年をお迎えください」
と言ったかな。
30人は下らない。
たくさんの人と逢う。
電話でも話す。
いずれにしても言葉を交わす。
交わした言葉からアイデアが生まれる。
言葉はアイデアの素である。
あるいは母である。
言葉をおろそかにしてはいけない。
にもかかわらず、
言葉を持たない人が多すぎる。
なんで言葉を軽視するのだろう。
デザイナーだから?
喋るよりも、
絵で表現すればいいから?
ライターだから?
語るよりも、
書いて伝えるのが仕事だから?
デザインが描けても文章が書けても
そこにアイデアがなければ、
無価値。
アイデアの母を、
言葉を、
おろそかにしてはいけない。
ヴォイスには「冬休みの宿題」があります。
自身の言葉を豊かにするための宿題を
昨日全員に出しました。

“自由”は禁句にすべきかもしれない。

自由に考えよ、という。
自由じゃダメなんです。
フリーで考えても
いい答えや発想は出ないです。
自由に考えよ、
というのは
指示する側の怠慢です。
目的の曇った会議で
「アイデアを出せ」
といわれても出せない。
目くら撃ちしかできない。
苦しまぎれのアイデアは、
判断基準が明瞭じゃないところで
ダメ出しされたりする。
けっきょく疲労感と
徒労感だけが残るのがオチ。
ひもとけば、
自由に考えよという指示者が
答えをもっていない。
じつのところ、
目的は何なのかを
本人が分からないまま
「考えなさい」と命じている。
じつのところ、
「何を考えればいいのかを考えなさい」
と命じている。
だから、
自由に考えよ、
としか言いようがないんです。
自由をあたえるというと
もっともらしい。
使い勝手がとてもよろしい。

プロダクトデザイン。

セレクトショップ「アレス」と開発中の商品。
プロトタイプがほぼ出来上がりました。
kiku.jpg
Design 田中亜紀
matsu.jpg
Design 田中亜紀
扇部分は加賀和紙を使っています。
写真のコレは「KIKU/菊」と「MATSU/松」のデザインです。
デザインは十種類ほどあります。
きょうはアレス店頭で
プロトタイプの仕上がりを確認。
kujakupro.jpg
このプロトタイプは、
あしたドイツの見本市へと旅立ちます。

こう考えて毎日を過ごしたい。

「きみはあなた自身を創造していると思いなさい」
by岡本太郎

今をがんばることで未来から逃げてる。

敬愛する某社社長に
今日いいはなしを聞いた。
「1日の半分は未来のためにつかう」
残り半分は今のために。
今をがんばることが
未来のためになる…。
と思って1日を過ごしていたけれど、
いかがなものか。
今をがんばっているから
きっといい未来になる……。
そこに根拠はあるのか。
今をがんばることで
未来から目をそらしてるだけじゃないか。
じぶんもそうだし、
じぶんの周りにも
そういう人が少なくない。
具体的に未来のために手を打つ。
未来に対して、
根拠のない“今のがんばり”を
つづけるのは逃避だ。

言葉化担当+視覚化担当=。

新規で病院のブランディングが
キックオフする。
なので、
病院というものについて
再考しなければならない。
再考といっても
芯は変わらない。
病院のサービス業化。
この指針をよりどころにして
コトを進めていけば
きちんとしたジャッジメントができる。
そう信じている。
患者という顧客に対して
なにをすべきか。どうふるまうべきか。
を、とことんつきつめていく。
そのために、
トップの想いを言葉化する。
あるいは、
哲学や理想を見える化する。
これが自分のブランディングサービスの肝。
幸いヴォイスには
言葉化担当の自分と、
視覚化担当のアートディレクターが
同じ屋根の下にいる。
言葉と視覚で見えやすくする。
見える化できる。
最近はブランディングサービスも
ますます自信をもって臨めるようになってきた。

哀しき事態を回避せよ、じぶん。

きょうテレビCM用のコピーを
大学生に見せたら指摘された。
要するにこのコトバづかいは古い、と。
急遽コピーをつくりかえて
ナレーション録りに臨んだ。
おかげさまで
古いCMにならずにすんだ。
それはとても喜ばしいことで
そうかそうかと勢い代案づくりに
取り組んだのだけど、
数時間経ったいま、
ちょっぴり哀しみがこみ上げてきたりしている。
自然と年齢を重ねていく自分を
放ったらかしておくと、
またこういう哀しき事態に遭うぞ。
時代は変化しているのに
自分が変化していないという。
オレはオレとやっていると
仕事にならないのがこの商売。
おのれの変化を企図したり、
愉しんだりできてこそ
一人前だと思う。

破壊者。

たとえば雑誌はこうあるべきだとか。
テレビCMはこうでなければとか。
WEBはこうだとか。ブランドはこうとか。
そういう話になると、
とたんに反発したくなる。
(今日も反発したくなることがありました。)
既成のものを打破するなんて
そんなたいそうなチカラは
わたしやヴォイスにはないかもしれません。
エラそうなことはいえない。
でも、
規制や既成を壊そうとする気もちだけは
いつも持ちあわせているつもりです。
既にあるセオリーと闘おうという気概だけは
いつも抱えているつもりです。
だからこそ、
わたしやヴォイスは
なんだかんだやれているんだと思います。
破壊者でありたいと思います。
この仕事のオモシロイところは?
という質問に対して、
「自分のデザインで多くの人が動く」
「自分の発想やアイデアをかたちにできる」
といったお行儀のいい答えを聞きますけど、
そうかなぁ。
そんな優等生な。
なにかを壊せることが
この仕事のいちばんオモシロイとこじゃないか。
と考える自分は
二夜連続ふしだらでしょうか。

ふしだらでしょうか。

ついさっき、
ある企画書をつくりあげました。
広告をやめましょう、
という主旨をつづった企画書です。
こういうこと、たまにやります。
広告をやめることが正しいときもあります。
「正義ぶっちゃって」
「お客さんのためぶっちゃって」
それをまたブログで書いちゃって、
とか思われるかもしれませんけど、
ちがうんです。
正直に言うと、
意味のない広告をつくるのが
気もち悪いんです。
意味がないとわかってることを
お客さんにやらせるわけにはいかない…
という以前に、
自分たちがやっててイヤなんです。
やってイヤな気もちになる仕事を
わざわざ自ら獲得しにいきますか?
そんなパワーがあるなら、
やって愉しい気もちになる仕事を
頂戴するために使いたい。
今回の企画書のなかにも
「つまり広告じゃなくてコレやりましょう」
とつづってあるわけですけど、
仮に提案が実現しなくても、
意味のないことをやる苦痛よりいい。
と思ってしまうヴォイスは
ふしだらでしょうか。
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