VLOG|石川県金沢市のデザインチーム「ヴォイス」 ホームページ作成やCMの企画制作をはじめNPOタテマチ大学を運営

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PROFILE

宮川真也
株式会社ヴォイス 代表取締役

クリエイティブディレクター

タテマチ大学/NPO金沢マチ
ナカ大学 代表理事

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アートorサイエンス。

感性か理論かで意見が分かれている。
右脳か左脳かといってもいい。
「クリエイティブというからには、感性だろう。右脳だろう」
ほんとうだろうか。
某社のブランディング会議の席で、疑念がよぎった。
その約2時間のうちにつかっていたアタマは、
どう考えても左脳ばっかりだったから。
感性だけで成立するクリエイティブはあるのだろうか。
芸術活動ならいざしらず、
我々のクリエイティブサービスは、
感性やらひらめきやら発想だけでは成り立たない。
「けっきょくバランスだよね」
そう片づけるのは容易なこと。
難易なことから目を背けてもいいのだろうか。
会社である以上、人を育てるというミッションがある。
ヴォイスである以上、クリエーターを育てるという使命がある。
「バランスだよね…」で議論を終えてしまったら、
会社としての進歩はないような気がする。
北陸を憂える社長2人のブログ戦略会議「ミーティングブログ」
最新作は、初のゲストをお招きしての対談です。

非常識ではない。新常識である。

すこし前のブログで
「非常識をしでかそう」といいました。
あらためます。
「新常識をしでかそう」にします。
「オマエ何を考えてんだ。それは非常識だろう」
あなたの企画やアイデアが
アタマのカタい上司に却下されそうになったら
こう切り返してください。
「部長、新常識をつくりましょう」
ヴォイスの提案するビジネスや広告やWebは、
人によっては「非常識」に映ることが多いようです。
我々としては「新常識」をつくっているつもりなんです。
「非常識」とは、
コトバを変えると
「ありえない」ということですよね。
ヴォイスの基準は、
ありえないものをつくるということです。
ありえないものじゃないと、大衆は興味を示してくれない。
これ、広告の基本だと思います。
いや、ビジネスの基本かもしれない。
どんなビジネスでも
感動をあたえなければ支持されない。
顧客にありえない体験をしてもらうことが
感動を生むんだと思います。
北陸を憂える社長2人のブログ戦略会議「ミーティングブログ」
今回更新した新作は、初の「社長3人のミーティング」です。

1mmにこだわる理由パート2。

1mmにこだわらない人は、
デザイナーをやめたほうがいい。
たとえば、文字をデザインする(タイポグラフィ)。
字間と行間の1mmにこだわらない人は、
アートディレクターをやめたほうがいい。
こだわらなかったら、それ以上伸びないですから。
というか、
1mmにこだわらなかったら、
それはデザインともアートディレクションともいえませんから。
いいデザインをしましょう、
といっているのではありませんよ。
クライアントのめざす目的を達成するために
1mmのデザインが不可欠なんです、
といってるんです。
目的とは何か。
数日前のブログで書きました。
クドイようでも、
この1mmはぜったい必要だと思うから
また書きました。

2人の名監督との会食で思ったこと。

社長という職種がある。
そう思っています。
営業職、事務職、技術職、管理職……社長職。
わたしの職種は何か。
社長兼クリエイティブディレクター。
監督兼選手。
それっぽくいうとプレイングマネージャーだけど、
「二束のわらじをはいていないか」
と考えるときがある。
たとえば昨夜。
2人の名監督と会食しているとき。
オークラグループ大倉社長と、ゼストグループ眞藤CEO
話をしていると、
2人とも社長のプロフェッショナルだなぁ、と感じる。
だからこそ「自分は二束のわらじをはいていないか」と思ってしまう。
いつか眞藤社長は「社長のプロを極めたい」と言っていた。
大倉社長は「生まれながらの社長」といった印象がある。
2人にあこがれる。
で、自分の持ち味はなんだろう。
強いていうなら、
2006年2月現在の自分の持ち味は、
プレイングマネージャーであることのように思う。
なぜそう思うのか。
たとえば、選手と監督を兼任しているからこそ、
いろんな企業の名監督と交流できているのだから。
100%選手だと、こんな交流はありえない。
100&監督でも、こんな交流はむずかしい。
「名選手」とも「名監督」ともいいがたい自分だけど、
いまは「一人前の選手兼監督」をめざそうと思っている。
とうぶんは二兎を追っていこうと思っている。

イソガシイデスカ?

「忙しいですか?」と問われたら、
「ええ、そうですね」と答えるしかない。
「忙しそうですね」と投げられても、
「ええ、そうですね」と応じるしかない。
「忙しいですか?」と、
1日に最低1回は声をかけられます。
今日も、昨日も、先週もそうでした。
そういう声かけを、なにも否定はしていませんよ。
これはもう、ひとつのあいさつですから。
声をかけていただくことはうれしいことですから。
ただ、「やるべきことが多い」イコール「忙しい」であれば、
わたしも、ヴォイスも、年がら年中忙しいです。
いつも「忙しい」と返すしかないので、
なんというか、芸が無いというか、恐縮してしまうんです。
対応しなければいけない仕事があれば
とうぜん忙しい状態になります。
目の前に仕事がないとすれば、
仕事をつくるための仕事で忙しくなります。
商売繁盛のときは忙しい。
停滞しているときも忙しい。
そういうことです。
忙しいのがヴォイスのペース。
ときどき「忙しいですか」と問われたときに
「普通です」と答えます。
目の前の人は「んっ?」という顔をしますが、
忙しいのが普通だから、
「普通です」と答えているだけなんです。
つくづく、芸が無くてすみません。

1mmにこだわる理由。

クドイようだが、
何のためにデザインしているのか、
という目的をはっきりさせなくちゃいけない。
でなければ、本来、デザインの良し悪しは評価できない。
目的とはなにか。
クライアントがフィーを払ってまで
ヴォイスにデザインを依頼する目的は、
クライアント自身の価値の高めるためであると考えたい。
価値というのは、企業価値や、商品価値や、サービス価値や。
それらの価値を高めることが
わたしたちのデザインの目的、となる。
企業価値を上げるためにWebを制作する。
商品価値を上げるためにブランディングをする。
サービス価値を上げるために広告をデザインする。
「どうして美しいデザインでなくちゃいけないのか」
そんな素朴な疑問も、
上記の定義にならえばすんなり答えられる。
「クライアントの企業価値を上げるために美しいデザインが必要」
だからデザインをつきつめていく。
だから1mmのデザインにこだわる。

Webこそスーパースター。

Webは24時間働いてくれる。
なおかつ会社や商品を
何百名もの人たちにきっちり説明してくれる。
しかも全国各地の方々に対応してくれる。
人件費も出張経費も要することなく。
Webをひとりの社員だと考えたら
とんでもないスーパースターだ。
ときどきヴォイスに東京や大阪からメールが送られてくる。
見知らぬ方が「Webを見ました」と声をかけてくださる。
お逢いしたことのない人がこのブログにリンクしてくださる。
先方のWebやブログでうれしい紹介をしていただいたりもする。
Webにはもっとコストをかけてもいい。

オブジェになるパーティション審査。

先日、アレスデザインコンペティションの審査会場へ。
一次審査通過にふさわしいと思われる作品を
10点選んできました。
今回のコンペテーマは「オブジェになるパーティション」。
全61作品がアレスの2階のplusルームに展示されています。
審査会場.jpg
おもしろかったですよ。
「えーっ、これがパーティション?」
と、いい意味でビックリな作品が多数。
審査は悩みました。
商品化をめざすことを念頭に置くと、
とたんにハードルが高くなったり、
逆に商品として見てみたいという欲求に駆られたり。
最後は苦渋の決断というか。
ちなみに今回エントリーされた作品は
どなたでも自由にご覧いただけます。
一般投票も行っています。
どなたでも審査し、評価し、投票できるんです。
最多投票を集めた作品は審査員特別賞として表彰されます。
3月5日(月)まで行っていますので、みなさまも、ぜひ。
このデザインコンペの表彰式は、
3月9日(木)のデザインセミナーイベント内で行われます。
デザインセミナーの詳細と参加のお申し込みはアレスホームページにて。
ヴォイスサイトニュースコーナーにも記載しています。

景色化してしまっている。

きょうの某社のブランディング会議の席で
おもしろい話題になりました。
工事現場の垂れ幕や看板に『安全第一』の表記がありますね。
あれは工事現場にかならずあるものとして、
もう“ひとつの景色”と化してしまっている。
見慣れた景色になっているから誰も『安全第一』に注目しない。
宣言やメッセージとしては機能していない。
すでに見たことのあるものは、景色になる。
たとえばそこに『安全第二』と書かれていたら、
「んっ?」となる。
ありえないものがそこにある。
異質なものがある、ということで注目される。
それはもはや“ひとつの景色”で片づけられない。
広告のアテンション獲得の考え方と同じですね。
新聞広告を新聞広告らしくつくったり、
テレビCMをテレビCMらしくつくることは、
『安全第一』を掲げることと等しい。
広告は景色になってはいけない。
この広告は景色にならないかな?だいじょうぶかな?
という見方をもって、
自分のつくる広告の良し悪しを判断するのも手ですね。

変わるリスク<変わらないリスク。

あたらしいことをはじめるときは
反発が起こって当然です。
あたらしいことをはじめるときは
よりいっそうの指導力が求められるのも必然です。
これは周囲の反感を買うからやらない、とか、
これをやったらまわりがついてこないから無理だ、とか。
リーダー的立場にいる経営陣が
まわりの反発や反感を怖がって新しいコトを見送るような、
そんなチームになるのだけは避けたいものです。
でなければ、
なにもトライできない企業体質ができあがる。
なにもトライできない企業になるということは、
なにも変化しない企業になるということ。
なにも変化しない企業になるということは、
つまり衰退していく企業になるということだから。
3年前と同じことをやっている。
それがどれだけリスクかということを
しっかり認識しなければ。
変わるリスク<変わらないリスク。
企業も、人間も、ですね。
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