VLOG|石川県金沢市のデザインチーム「ヴォイス」 ホームページ作成やCMの企画制作をはじめNPOタテマチ大学を運営

VLOG

PROFILE

宮川真也
株式会社ヴォイス 代表取締役

クリエイティブディレクター

タテマチ大学/NPO金沢マチ
ナカ大学 代表理事

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ガッツヴォイス。

ちかごろ根性論に注目しています。
すこし前までは「ヘリクツはいいから根性出せよ、おら」みたいなやり口には寒気すらおぼえていました。
でも、最近はちがう。
なんの考えもなく根性論を押しつけられるのはあいかわらずニガテですが、「理知的な人」と「根性のある人」だったら、わたしは断然「根性のある人」が好きです。
「理論<根性」でも「理論>根性」でもない。
「理論+根性」です。
理論だけでも根性だけでもムリ。
理論武装さえすれば何事も成し遂げられる?ワケがない。
ときどき、理論武装をすませたらナニゴトかを成した気になっている人がいますけど、いっしょにプロジェクトを動かしていてもちっとも楽しくない。
ここ1~2週間、多数の面接をさせてもらっています。
その間に取締役の武田裕司と話したのは、ヴォイスのクリエーター候補にもっとも求める資質は「ガッツである」ということ。現在のスキルや知識は二の次・三の次です。ガッツがあればそんなのどーとでもなりますから。
これまでどんなデザインをしてきたかなんて、ほぼ無意味です。
この前、ある人に「ヴォイスのウリはなんですか?」と問われました。
瞬間いろいろ考えましたが、「ガッツです」と答えました。
その場の回答としてはふさわしくなかったかもしれませんが、まぁいいです。100%の自信をもっていえるウリは「ガッツ」ですからしょうがない。
湿っぽいマーケットで「ガッツです」と堂々と公言していこう。
DSC00090.jpg
これはナイスヴォイス。

Web論。

ちまたのWeb論を聞くのは苦痛です。
「Webはこーあるべきだ」とか「こーゆーふうにつくるべきだ」とか。その手の話です。Webの指南書のたぐいもツライです。
どうしてツラくなるのか。
オタクっぽいから、というのが理由のひとつ。
もうひとつの理由は、「Webはこーあるべきだ」の正解は、クライアントによって異なるからです。
正解はひとつじゃないのに、「こーあるべきだ」とひとつにしぼりたがる。
サッカー日本代表はこーあるべきだという議論とWebのそれは同質じゃない。人間の幸福のかたちはひとつじゃない。その人による。それと同じ。
2006年W杯でベスト8になるためにはこーするべきだ、というのはいい。達成したい目的や期待する成果がひとつにしぼられているからです。
クライアントの目的がはっきりすれば、ヴォイスは社内で徹底的に議論します。クライアントの幸福のかたちをつきつめて、「こーあるべきだ」という回答を出します。出したうえでつくります。出なければつくりません。
ヴォイスは惰性でつくりません。
☆ヴォイスはWebクリエーターを募集中です。
ここ2週間ほど、グラフィック系のクリエーターを募集したところたくさんのご応募をいただきました。本当にありがとうございます。グラフィック系とあわせてWeb系クリエーターも追加募集することになりました。
興味のある方はスタッフ募集ページをご参照のうえお問い合わせください。
応募を考えていただくうえで鈴木伸嘉の話も参考になるかもしれません。

(さらに…)

じぶんのコトバでしゃべりたい。

きょうはプレゼンテーションの大仕事がありました。
持参した企画には自信あり。(自信があるからプレゼンするんですけどね)
だから現地に向かう道中では「またベラベラしゃべっちゃうんだろうな~、じぶん」と思っていました。でも、いざ現場では、ふつうに話していた気がします。
調子にのってベラベラしゃべって早口になる。ちょっとじぶんに酔ったりする。それがわたしの悪いクセ。じぶんの言ってることに自信をもてたときというのは、知らず知らずのうちに話すスピードが加速するみたいなんです。
欠点の自覚はしています。だけど、話しているときは気づかない。
最近、他人に指摘されてからは、話している途中に気づいて修正するようになったのですが…。きょうはふつうにしゃべっていたとすれば、プレゼンテーションはまぁまぁうまくやれたほうなのかもしれません。
きょうはうまくやれたほうかもしれないけれど、「うまい」と思ったことは過去に一度もありません。きょうだって、いつもよりマシだった、という程度です。
もっとうまく自分の意志を伝えられるようになりたいです。
もっと熱を伝えられるようにもなりたい。
じぶんのコトバで、じぶんの気もちをしっかり伝えられるようになりたい。
思い浮かんだことも、考え描いたことも、伝えるべき人に伝えられたかったら意味を成さない。プレゼンテーションもそう。広告クリエイティブもそう。
ヴォイスでは「おもしろいけど伝わんないなぁ、コレ」といって自分たちでボツにする企画やデザインやコピーが山のようにあります。おもしろくてもかっこよくてもナニしても、伝わらなきゃダメなんです。

サラサ。

今年の2月にアレスで照明デザインコンペがおこなわれました。
わたしも審査員として参加させてもらいました。
コンペで金賞を獲得した作品は、いま商品化にむけて準備を進めています。
大賞作品の名前は「sarasa」(サラサ)といいます。
金沢美術工芸大学大学院の2名の学生が共同でつくった作品です。
「sarasa」は光と砂を包みこんだ円柱のカプセルです。
カプセルのなかで砂が移動すると、光がふくらんだり、流れたりします。
審査会でこの作品のコンセプトとネーミングにふれて、わたしは迷わず金賞に推しました。アイデアも優れていたし、なによりあたらしいライフスタイルを提案しているところがすばらしいと感じました。
プレゼンテーション資料にはこんなフレーズがありました。
砂が流れ来る時、光は息を潜める。
砂が流れ行く時、光は膨らみ現る。
細やかで柔らかい砂の移動は時間を内包する。
ねっ、いい感じでしょ。
コンセプトがいいと、いいことばが必然的に生まれる。
わたしたちが手がける広告といっしょです。
きょう、アレスで試作品を見てきました。
試作品づくりの段階でアレスや照明メーカーはけっこう四苦八苦している様子でした。商品化というのは一筋縄ではいきませんね。
でも、苦労しているのは「sarasa」に対する関係者の想いが強いからです。アレスのスタッフや照明メーカーのこだわりが強いからです。
「sarasa」は商品化されたらアレスで販売されます。乞うご期待。
商品化にたどりつくまでの経過は、またVlogで報告させてもらいます。
sarasa.jpg
「sarasa」のプレゼンテーションイメージ。
サラサ.jpg
本日アレスに届いた試作段階のもの。さらに改良を重ねます。
ラタプラン.jpg
これはアレスの店頭にある「ラタプラン」。関係ないですけど、
わたしが2年来恋焦がれているナンバーワンソファです。

漢字でごまかそうとする。

コマニー/APMの井口氏から薦めてもらった本がおもしろい。
「ひらがな思考術」(関沢英彦著:ポプラ社)
「考える仕事をやってる人にはオススメ」とのことだったので読んでみました。
勉強になりました。同時にすごく反省しました。
お役所の文書には漢字が多い。企画力のない人の企画書も漢字が多い。
漢字で、ごまかそうとするんですね。
漢字がたくさんあると、もっともらしく見える。それっぽく映る。
ひらがなはどこか軽く見られる。漢字には権威を感じる。
だから漢字で雰囲気をつくろうとする。
本書では「漢字に逃げてないか」という言い方をしていました。
逃げるといえば、カタカナや専門用語もそうですね。
借り物のことばをもちこんで、もっともらしいことをいってるようにふるまう。
じぶんのことばでしゃべりなさい、と。英語やカタカナの概念語にたよらずに、じぶんで深く考えてみる。
「ひらがなで考えてみないか」と、この本は語りかけています。
わたしが反省したのは、まさに「逃げていないか」ということです。
わたしたちはもっともらしい概念語で“それっぽい企画”に仕上げようとする。浅いところで考えをまとめようとする。深いところまで考え抜かない。
つまり“考える努力”をおこたっているんじゃないか、ということです。
考えるフリをしているだけじゃないか、と反省した次第です。
あたらしい週をむかえるにあたって、いい本に出逢いました。

ツゴウのいい東京論と金沢論。

ある人が言っていました。
「金沢の人はツゴウのいいときだけ東京の話を持ち出しますよね」
東京ではこれが流行ってるからこうしたほうがいい、みたいな。
ところがいざ実行段階になると、
「ここは金沢だからむずかしいでしょ、なんてとつぜん言いだすんです」
言ってることがあべこべなんです。急に臆病になっちゃう。実現するのがむずかしいから「ツゴウよく金沢論を持ち出す」。
そんな金沢人は、県外の人から見ると、独特の人種に映るようですよ。
(そういうわたしもおかしな人間に見られているかも)
ツゴウのいい東京論も、手のひらを返した金沢論も、要は“言いわけ”です。
みんな、じぶんの口にしていることが“言いわけ”であることにも気づいていない。金沢にいると、金沢のことがわからなくなる。麻痺してしまう。そんな甘ったるいスタンスにもかかわらず商売が成り立ってしまう。おそろしい。
商売が成立してしまうと、どうなるか。新しいことを受け入れなくなる。固定概念のなかだけで物事をまとめようとする。よく「変わらなくちゃ」と口にしますが、ウソです。変わるわけがない。とくにリーダー的ポジションにいる人の思考が変わらないんだから、変わるわけがない。
変わらないと、どうなるか。
ビジネスのクオリティが上がらなくなる。
他のマーケットは消費者からの要請と厳しい競争のなかでどんどん変化していく。結果、クオリティを高めていく。このまちだけとり残される。
*昨日のブログの「でらばってん」は「でらよかばってん」が正しいようです。きょう、パティオの吉田マネージャーから「ここは大事です!」と熱く語られたので(しょーがないので)訂正しておきます。

でらばってん。

朝イチでテレビCMの編集。テレビ金沢の辻さんとスタジオに入る。
今回はソリッドスタジオさんにご協力いただく。仕上がりは上々。
ちなみに辻さんはじつに粋な靴を履いている。鞄もステキ。オシャレな人。
12:00にパティオの吉田マネージャーと佐藤さんが来社。
先日ブログでも紹介したテレビCMの件で打ち合わせ。そのままいっしょに編集スタジオに入る。ヴォイスの鈴木も同行。場所は本日2度目のソリッドスタジオさん。同社の田中さんに編集をご協力いただく。
用意したコピーをナレーターさんに読んでいただく。何度かリクエストを重ねて、くりかえしトライしていただく。
最終的に2テイクにしぼる。絵とSEとガッチャンコしてみる。
「最初のテイクのほうがいいでしょ、吉田さん」
「でらばってん!です」
どうやら「いいですね」と訳せばよいらしい。
名古屋弁(でら)と博多弁(ばってん)のミクスチャーだと思われますが、あまり言及しすぎるのは無意味と思われるのでやめておきます。
今回の仕上がりも上々。
まぁ、石川さんならぬ「宮川さんのお気に入り」です。
編集終了後、オフィスに戻って別件のテレビCMの打ち合わせがさらに2本ありました。きょうはテレビCMデーでした。15秒なり30秒なりの時間のなかで「どうやって視聴者を笑わせたりくすぐったりしようか」と思案する仕事は、やっぱりオモロイですね。
宮川.jpg
左はソリッド田中さん。右はわたし。2人は真剣に仕事してます。
吉田&鈴木.jpg
左は鈴木。右は吉田氏。2人の意図がわかりません。
吉田スタジオのなか.jpg
スタジオのなかでやりたい放題の吉田氏。
他人の家の冷蔵庫を勝手に開けるヤツみたいな。
名古屋のみなさん、ヨッシーは金沢でもヨッシーです。

オトナのあそび。

午後からオフロム㈱の笈田専務取締役にご来社いただいました。
ヴォイスはいま笈田専務の新会社の設立準備をお手伝いさせてもらっています。きょうはその件で福井から足をはこんでくださいました。
笈田専務はオフロムの実質経営のトップとして会社を切り盛りしています。
わたしと同じ年齢で現在百数十名のスタッフを率いていらっしゃる。
専務は毎々わたしの話にきちんと耳をかたむけてくださいます。
百数十名を率いるトップにもかかわらず、まったくおごることなく、真摯な姿勢でわたしなんかのウンチクを聴いてくださるのです。
いつも関東・関西を飛びまわっている方なので、なかなかお逢いすることはできません。でも、お逢いしたらいつもかならず「いっしょにおもしろいビジネスをやりましょうね」という話をします。
具体的に何をやるというのはありません。でも、お互いにどこかで可能性があることを感じあっているから、いつもそんなことを言って別れます。
お互いに取り組むべき課題を抱えてあわただしい日々を過ごしていますから、いますぐに何かコトを起こすことはないと思います。でも、機が熟したら、ぜひいっしょにビジネスをして遊びましょう。
遊びというと不謹慎ですか?
だけど、ビジネスは、ある意味、オトナのあそびだと思うから。
この解説をすると長くなりますからここでは控えますが、笈田専務なら、そんな感覚、わかってくれますよね。

貯める時代ではない。

きょうゼスト眞藤社長と逢ってきました。
ゼストのブランド戦略の作戦会議。
その折、雑談のなかで眞藤社長が口にしたこと。
「いまは貯める時代じゃない」
意味、わかりますか?眞藤社長のことばを借りて説明します。
「事業プランを思いついた。ビジネスアイデアがひらめいた。といって喜んでいるヒマはない。同じことを思いついている人間が自分のほかに日本中に数百人はいる。思いついたら即実行しなければ競争優位に立てない。思いついたまま放置していたり、ノロノロしていて他にやられたらオシマイ…」
遂行スピードが命運を分けるということ。
思いついたアイデアは、すぐにかたちにして他の数百人を出しぬくべし。
「社員にいつも言ってるんです。思いついたらすぐに発言しろ。すぐに実行しろ。同じ環境で同じ仕事をしているんだから、思いつくアイデアにそんなに差がつくことはない。実行スピードがキミたちの命運を分けるんだぞ、って」
思いついたことを貯める時代ではないという。
思いついたことはすぐに使わなければ(発しなければ)何も成せない。
我々は、ダラダラしている場合じゃない。
何かをズルズル論じているヒマもない。
アイデアは、即刻かたちにしなければアイデアにあらず。
勉強になりました。
トラックバックでお気づきの方もいるかもしれませんが、
眞藤社長の裏ブログ(こっちが表?)で採りあげてもらいました。光栄。
もうひとつのブログは、かなり熱いタイトルの、かなり強いテキストです。

KING SALE。

竪町のパティオのバーゲンが7月1日から開催されます。
今回のキーワードは「KING SALE」。
バーゲンタイトルの「JUMPING BARGAIN」は昨年夏以降のバーゲン時から一貫して使ってきたワードですが、今回は「KING SALE」を冠することでますますパワーアップしたパティオを演出します。
パティオは先月の集客&売上が過去10年間で最高の数字を記録。
なんと前年比150%の集客らしいのです。
アパレル業界が低迷するなかでこの実績は快挙でしょう。
人の足が郊外に向いている状況下の記録であることも忘れちゃいけません。
おそるべしは吉田貴人マネージャー。その手腕には驚かされます。
同じ街に生きる人たちは、彼に学ぶことは多分にあるはず。
きわめてマジメにそう思います。
今夜は「KING SALE」のテレビCM&ポスター撮影のためパティオへ。
ヴォイスの武田裕司鈴木信嘉たちと行ってきました。
夜の竪町を騒々しくしてしまいました。撮影に協力いただいたパティオのみなさま、テナントスタッフのみなさま、どうもありがとうございました。
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ヴォイスがいつもお世話になっている加藤カメラマン(仕事中はセクシー)
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向こうでデジカメを構えているカッコイイ人が吉田マネージャー
手前右でザンネンな結果に終わっているのがヴォイスの鈴木
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