VLOG|石川県金沢市のデザインチーム「ヴォイス」 ホームページ作成やCMの企画制作をはじめNPOタテマチ大学を運営

VLOG

PROFILE

宮川真也
株式会社ヴォイス 代表取締役

クリエイティブディレクター

タテマチ大学/NPO金沢マチ
ナカ大学 代表理事

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企画をつくることが仕事ではない。

朝から企画ワーク。いくつかのアイデアをまとめることができました。
わたしは机にむかって黙々と企画を練り上げるタイプではありません。
社内をフラフラ。社外をブラブラ。
机にむかうまでには、ほぼ企画はかためています。机上では作業。ダーッとまとめる。頭のなかを整理する程度のことしかしません。
わたしは走りながらしか考えられないタイプかもしれません。
たとえば、静かなところでじっとひとつの企画立案に集中したりはしない。「さぁ今日は企画づくりのために1日空けるぞ」みたいなこともしない。企画は打ち合わせ時にほとんど決める。訪問先からの帰りのクルマのなかでつくる。企画書を作成するために丸1日かけるなんてヤボもしない。
企画書を作るのが仕事だ、といわんばかりの人がいる。先日は「この2日間ずっと企画書を作っていたよ」と自慢げにいう人がいたからおどろいた。1日中企画書を作っていることがどんなに恥ずかしいことかわかっていない。
当人には「そんなこと自慢したらダメ」と伝えました。
わたしのスタイルがいいとか、こうしましょうと押しつけるつもりは毛頭ありません。わたしはわたしのやりかたがいちばん速い。質も量もこのスタイルがいい。だからそうしているだけ。人それぞれでしょう。
言いたいのは「企画をつくることが仕事ではない」ということです。
企画書をつくりつづけて週末を迎え、もしも企画が通らなかったら、その人の1週間はどう折り合いをつければいいのでしょう。そんなことを言ったらミもフタもないですか。でも、それが現実。それがビジネスだと思います。
☆くどいですが、リニューアル後のヴォイスサイト、見てもらえました?

企業とは、優れた人間をつくる処よ。

現在のヴォイスの課題は人材育成です。
30年後のヴォイスの課題も人材育成です。
50年後もです。100年後もです。未来永劫でしょう。
どこの企業も同じだと思います。
人間は成長する生き物です。その人間で構成される企業もまた成長する生き物です。企業の成長は人の成長とイコール。比例します。戦略や仕組みが企業を成長させるんじゃないと思います。戦略や仕組みのなかで、動き、考え、臨機応変に対処する人間の成長が、企業の成長を促すすべてです。
ピーター・F・ドラッカーはいいました。
「企業活動の究極の目的は、優れた人間をつくること」
このことばに出逢って以来、わたしはこの一文を読みかえしては100回以上「うん、うん」とうなづきつづけています。
だって、それ以外には考えられないですからね。
わたしはもう「それ以外は考えなくてもいい」とすら思っています。
極論です。でも、まじめな話、そう考えています。
いまハウスメーカーの仕事に浸かっている最中です。
家は人生を映す鏡です。人間が成長していくステージです。紋切型ですか。でも、そこを通過しなければ住宅の企画はつくれない。
家は人間が成長物語をつむぐ舞台でなければいけない。そんなことを考えながら「いかん、ヴォイスの物語もつむがなくちゃ」と思って、このブログを書きました。

戦略ごっこ。

決定力不足。
サッカーの話ではない。ビジネスの話です。
いくら優れた企画やアイデアがあっても、実行できなければ何も意味を成さない。
「戦略」という言葉がもてはやされていますね。経営戦略。ブランド戦略。マーケティング戦略。営業戦略。戦略をもつことは重要です。
でも、戦略は遂行されなければ絵に描いた餅です。
画餅をつくるのがビジネスではないはずです。
売れる餅のアイデアが浮かんだら、餅が売れる仕組みをつくる。そしてじっさいに餅を売りきる。誰が、いつ、どこで、いつまでに売るか。その実行部分の力が不足している。すなわち決定力不足。最近のわたしの仕事をふりかえると、いかに決定力不足を解消するかが課題だということがわかった。
ゴールを決めるのは監督でも中盤のゲームメーカーでもない。
ゴール前の現場にいるストライカーです。
現場の遂行能力を上げなければ、けっきょく「戦略ごっこ」で終わってしまう。
サッカーもそうでしょう。中盤のパスまわしが華麗でも、ゴールへの意欲がなければサッカーごっこです。魅せるファンタジスタをそろえても、決めるストライカーがいなければ試合には勝てない。いい戦術によってゴール前でのチャンスは増えても、シュートがゴールの枠にいかなければ、ね。
戦略だけでは勝てない。戦略を立てるだけでいい気になってはいけない。
明日からの新しい週は、それを意識して活動しようと思います。
ヴォイスのサイトがリニューアルしましたので、ぜひ。

ニヤニヤできなかったらNG。

昨日からパティオの3days PARTY&SALEイベントがスタートしています。
今日からはゼストとパティオのコラボレーションイベントも開催。
イベントの主役はテレビCM撮影会です。予想を大きく上回る大盛況でした。ゼストの認知が街でかなり上がってきた成果でしょう。おかげでヘトヘトになりました。ヴォイスからは鈴木と長谷川、追って米山のコワモテ三人衆が応援出陣(キャンペーンガール役とかではないのでだいじょうぶ)。
わたしも帰社予定を変更して、おもしろかったので最後までいました。
そう、イベントはおもしろいのが一番です。じぶんたちが楽しいイベントじゃないと、お客さんが楽しいわけがない。仏頂面して受付とかしてるようなイベントは企画したくないです。
これはクリエイティブすべてにいえることですよね。
企画にせよアートディレクションもコピーライティングも、ニヤニヤ笑いながらつくるぐらいがちょうどいい。「これ実現したらカッコイイよね」とか「爆笑やね」とか、ときには「くだらねー」って思えなければぜんぶNGでいい。
下の写真はきょうのイベント時のものです。右がゼスト眞藤社長。左はパティオの吉田マネージャー。まん中がわたし。この2人に逢った後は、いつも猛烈に仕事がしたくなる。きょうもきちんと「熱」をいただいて帰ってきました。
3days.jpg
ヴォイスサイトがついにリニューアルしました。

ありそうでなかった金沢ナンバー。

金沢ナンバー、ほしくないですか。
というより、これまでなかったのがフシギだと思いませんか。
クルマのナンバープレートに新しい地域名をつける「ご当地ナンバー」。
ヴォイスは金沢倶楽部の森川氏といっしょに「金沢ナンバー」の導入をめざした要望書・企画書づくりの仕事をしています。国土交通省へのプレゼンテーションはいよいよ今月末です。
プレゼン資料はすでに制作済み。いまは地域の盛り上がりをさらに後押しするためのプロモーション面で動いています。本日もこのあと森川氏にヴォイスに来社いただき打ち合わせをします。
「金沢ナンバー」導入の動きは地元新聞やテレビでも採り上げられているのでご存知かと思います。あらためてお話しますが、金沢ナンバー導入は「金沢市」「かほく市」「津幡町」「内灘町」の2市2町が対象です。
ちなみにご当地ナンバー導入の今回のライバル市町村は約50地域とか。
わたしは東京に住んでいた時期もあって「金沢」の全国的な認知度の高さをよく知っています。東京で「石川県から来ました」といったら「あぁ東北からいらしたのね」などと返されたものです。「金沢から来ました」といえば「いいところですね」と言われることが多かった。金沢といったほうが日本における位置関係も土地のイメージも伝わりやすい。
金沢ナンバー、みんなでゲットしましょう。
どうでもいいのですが森川氏のあだ名は「モォーリー」です。英語にすると「More-Lee」です。「モォーリー」と呼んだら彼はいつも困った顔をします。

イスはオンナである。

男性が選んだ椅子で、好みの女性のタイプがわかるという。
たとえば、
①シルエットがシャープで美しい椅子を選ぶ男性は「ムリめ美人」がお好み。
②ふっくらフワフワの椅子を選んだら、いわゆる「ぽっちゃりタイプ」。
③小ぶりでキュートな椅子なら、分かりやすくいえば「ロリコン」か?
④座りごこち重視なら「いっしょにいて疲れない相手」。
わたしは正直①でした。まぁ、正解といえば正解だからおそろしい。
きょうは朝からずっとアレスの写真撮影のディレクション。
アレスは金沢市八日市のセレクトショップです。2年ほど前からヴォイスがブランディングや広告クリエイティブをお手伝いさせてもらっています。新聞広告シリーズについてヴォイスサイトのメッセージに(vol.173の「コミットメント」)書いたこともあります。
椅子の話は、撮影の合間にアレスの竹村成未先生に聞きました。
ええ、竹村先生です。
彼女はわたしを先生と呼ぶけれど、いいえ、貴女こそわたしの先生です。
カッコイイ家具へのこだわり。美しいデザインへの探求心。そして笑いに対する果てることのないスピリット。最初の2つに関して彼女ほど見事な人は、この金沢にはいないと思います。断言してもいいです。業種も職業もジャンルも超えて、わたしは竹村さんがナンバーワンだと言い切ります。
美学とか、美意識とか、哲学とか。そういうものが、人の感性の幹になる。その幹がなければ感性は育まれない。そう思うんです。
人のセンスの有無は、イコールその人に美学や哲学が有るか無いかです。
「じぶんには感性がない…」と嘆く人は、そのまえに美学や哲学がないと嘆くべき。ということを、わたしは竹村さんとの仕事を通じて学びました。

処方箋。

午前中は社外で打ち合わせを数件。
主にヴォイスの経営面について。来月下旬にはヴォイスからニュースを発表できそうです。具体化したら途中報告もできると思います。
午後、会社にもどって進行中の案件の打ち合わせ。クリエイティブチェックを6本。テレビCM、パンフレット、Web、POP、企画書、イベント関係。
その後、Webプランナーの米山宏と打ち合わせ。
Webの新規案件があるとの報告を受ける。
大きな話になりそう。だからこそ「この仕事を請けるのであれば、単にサイトをつくる仕事…という意識で臨むのはやめよう」という話になった。
クライアントに効く処方箋はなにか。
顕在するものではなく、潜在するものを見つめなくちゃいけない。
発熱して喉が腫れてるから「風邪ですね」という。よく診もしないで「とりあえずお薬出しこっかー」みたいなドクターにはなりたくない。薬だしてハイお会計みたいな提案はしたくないです。
処方箋を考えた結果、サイト構築の依頼を辞退することだってあるでしょう。「パートナーは我々がベストではない」と苦渋の結論を出すこともあるし、「サイトじゃない別の手でいきましょう」と処方箋を調合することもある。
それがヴォイスのやり方のはず。今回もそうしようよという再確認。
米山はもちろんそれをわかっている。理解したうえで、きちんとクライアントと握手してくる。だから彼にヴォイスの看板をあずけている。

福井広告賞のダブル大賞だそうです。

本日は福井広告賞の表彰式があったらしい。
ヴォイスの仕事が大賞グランプリを獲得したそうです。
しかも、なんと、ダブルの大賞受賞。
「テレビ部門」と「グラフィック部門」の最優秀賞なのだそうです。
わたしは受賞報告を受けるまで、ヴォイスの仕事がエントリーされていたことすら知りませんでした。ヴォイスは広告賞にはあまり関心を示さないチームです。だからそういう類には積極的にエントリーしない。今回のエントリーは、仕事をコーディネートしてくれた日本エージェンシーの西川氏の粋な計らい。感謝します。ありがとうございます。
表彰式にはアートディレクターの鈴木信嘉と長谷川健一が出席。鈴木はテレビCMを、長谷川はグラフィック広告のアートディレクションを担当。表彰式から帰社した二人はえらくゴキゲンだった。なによりです。
ヴォイスは広告賞の類には興味のないチーム、というのはほんとうです。
カッコつけてますか。受賞できないときの保険に聞こえますか。
いえ、ほんとうに関心がないんですよ。
なぜ無関心なのか。
「受賞した広告を見てもうらやましいとは思わない」
これが答えです。
広告賞の存在を否定しているわけじゃないです。勝手なものですが、大賞と聞けば正直ココロ踊りますし、精進しているクリエーターにとって賞は意義のあるものなのでしょう。
ヴォイスはただ、仕事のゴールは受賞ではないと思っているだけです。
広告賞をとるために日々を過ごしているわけではないということです。
ヴォイスはいつも広告賞とはべつのゴールにむかって走っています。
でも今日は、ヴォイスのみんな、おめでとう。
prize01.jpg

よかばってん。

早朝からテレビCMの編集音入れでスタジオへ。
CMは今週末にスタートするパティオのセール&イベントの告知です。
うん、頭に描いていたとおりのものができました。いつもヴォイスのクリエイティブを信頼して「よかばってん」と言ってくれるパティオの吉田マネージャーに感謝します(吉田氏は九州の人ではありません。名古屋の方です)。
吉田氏のことはヴォイスサイトのメッセージ(5月12日アップ分の「ブランド・パティオ」)にも書きました。熱くて優秀なビジネスパーソンです。
そういえば、ここ10日間ほどヴォイスサイトの仕事紹介が更新されていません。ヴォイスは仕事をしていない…わけではありません。あいかわらずガンガン突っ走ってますから。サイトの再構築を進めているので現在はアップを控えているのです。早く披露したい更新ネタはどんどんたまっています。リニューアルと同時に、堰を切ったようにどんどん更新していきます。
サイトリニューアルについては、きょうも当社Webプランナーの米山宏と打ち合わせを重ねました。アートディレクターの鈴木からもヴィジュアル案が出てきました。「今回はフラッシュを使わずにパフォーマンスします」とのこと。問題なし。「よかばってん」です。
リニューアルオープンは今週末の予定です。
夜は20:00からゼストの眞藤社長と「ハーケンクロイツ」と対面してきました。打ち合わせの内容や「ハーケンクロイツ」の正体については、また後日。プランが具体化してから発表したいと思っています。
(ゼスト眞藤社長がブログでヴォイスを紹介してくれていました。光栄です。)

今週のいい出逢い。

この1週間のうちに読んだ本でとりわけ面白かったのは2冊。
「2分以内で仕事は決断しなさい」吉越浩一郎著(かんき出版)
トリンプ・インターナショナル・ジャパン㈱の社長の著書です。
スピード経営で知られる企業の早朝会議。会議内で1つの議題にかける時間は長くて2分。毎朝40~50項目を約1時間で片づける。即断即決。
スローライフがもてはやされて、仕事でもマイペースをよしとする人が多くなった。ビジネスにおけるマイペースは都合のよい言いわけですね。
もう1冊は「竹中平蔵の特別授業」竹中平蔵著(集英社インターナショナル)
ご存じ経済財政大臣が高校生相手におこなった授業を本にしたもの。「構造改革って知ってる?」と投げる。「高速道路などをできるだけつくらないようにすること」と高校生が返す。すると「おっ、いいねぇ。いい線いってるねぇ」と切り出し、高速道路の流れから構造改革の本質をひも解いていく。むずかしい言葉を使わずにむずかしい経済を伝えていく。おそるべし著者。
投げる球のスピードは相手にあわせて変えなくちゃいけない。相手の胸をめがけて投げる。キャッチボールの基本。
ヴォイスでは定期的にわたしが課題図書を提示しています。
本を提示した2週間後に、メンバーみんなでその本についてグループディスカッションをします。次の課題図書の提出は火曜日。いまから何を提示しようかじっくり検討します。
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