企業理念 / ブランディング会社 株式会社ヴォイス

IDENTITY企業理念

STATEMENTステートメント

BRAND VOICE

ヴォイスのVOICEは意志と訳します。
じぶんたちの意志で生きていきたいから、ヴォイスはVOICEを名乗ります。
長いものに巻かれてみたり。大きなものに屈してみたり。
まちがった価値観やシステムや慣習の上に寝そべってみたり。
それはほんとうにじぶんたちの意志か?と疑いたくなるような生きかたを、
ヴォイスは美しいとは思いません。
死んでいるのか生きているのかわからないような人生をいいとは思いません。
正しいことを正しいままにやる。
それが辛苦をともなうことはわかっているけれど。
場合によっては、煙たがられたり、うざったく映るのはわかっているけれど。
わたしたちは「欲」より「志」をとります。
青臭いことを泥臭くやります。
ヴォイスを求めてくださる人たちは、
きっとわたしたちにそういう姿勢を望んでいるんだと信じて。
カッコつけた物言いでしょうか。
はい、ヴォイスはめいっぱいカッコつけたいと思います。

VOICE BRAND FORM

ヴォイスは構想する。

ヴォイスはブランドになる。ブランドになるということは、周囲ときちんと識別できる存在になるということ。ヴォイスを選んでいただいた人たちのために、ヴォイスはヴォイスらしく、いつも正しい価値を提供する。

ヴォイスは行動する。

なにが正しいのか。なにが正しくないのか。周囲の人たちと、ほんとうに正しい価値を共有したい。しがらみや、ごまかしや、まやかしや、ごますりや。そういうものとは無縁のクリエイティブチームになりたい。

ヴォイスは約束する。

ヴォイスは言いわけをしない。あきらめない。欲を追求しない。志を追いかける。消費者を尊敬する。クライアントを尊重する。最善を尽くす。正しいことを、正しいままに実行する。ヴォイスらしい仕事をする。

The statement since 2001.

Text for BRAND VOICEVOICEを知っていただくための、いくつかのメモ

text.9
誰かと同じは気もち悪い。

未成熟な人は、誰かと自分を比べたがる。すぐに他人を羨ましがる。となりの芝生はよく見えるから、たいてい自分のことを嘆く結果になる。誰かのマネをして同じになることで安心する。他といっしょじゃないと不安でしょうがない。未成熟な人は、だから流行を追いかける。誰かと同じ、という安心を求めてトレンドを追いかける。かたや成熟に向かう人は、自分のことに集中する。自分なりのしあわせをどうつくっていくかに傾注する。他人と自分を比べても、流行を追い求めても、けっして幸福や成熟につながらないことを知っている。なにやらコムズカシイ話をしてしまいましたが、これはVOICEの考えるブランディングの話です。“未成熟な人”と“成熟した人”を、会社に置きかえます。未成熟な会社は他社や業界のことばかり気にする。一方で成熟に向かう企業は自社のことに集中する。自分たちだけの哲学や構想をもって、“わたしたちの思い描くしあわせ”を問う。他社がどうあれ、業界がどうあれ、関係ない。どこかから借りてきた言葉を掲げるのではなく、その他大勢と似通った流行のシンボルを掲げるのでもない。つまり、オリジナルであること。ブランディングとは、いかに唯一無二の存在でありつづけるかを探求する行為です。VOICEのクリエイティブポリシーと受けとっていただいてかまいません。

2023.8.01

text.8
「どうつくるか?」より
「なぜつくるか?」ですね。

オファーを受ける。課題らしきものをあたえられる。そこで「さて、どんなものをつくろうか?」と多くの人は考える。どんな企画にしようか?どうデザインしようか?と思考する。そこに、落とし穴がある。はじめに考えるべきは「どうつくるか?」じゃないです。「なぜつくるか?」。なぜそれが必要なのか?なぜ在るべきなのか?です。たとえば、Webサイトをリニューアルしたいとの依頼があります。対して「既存のWebはここが課題だから新しいWebはこうしよう」と事を進めてはいけない。「そもそもこの企業やお店にとってWebは必要なの?」と考えてみる。Webの存在を疑ってみる。その結果「Webをもつ必要はないかもしれませんね」となってもいい。そのうえで「本当に必要だと思えるWebはどんなWebだろう?」と考察しなくちゃいけない。それが真の課題にたどり着く方法だからです。はじめに「なぜつくるか?」を問わなければ、真の問題解決はできない。無意味なリニューアルになる、という話です。ちなみに会社もそうですね。「そもそもこの会社は世の中に必要なの?」「なぜこの会社をつくるの?(つくったの?)」を問う。それがブランディングの第一歩です。

2022.10.07

text.7
Value Visualizer

VOICEはオーダーメイドがニガテです。「これをこんなふうに表現してください、というご依頼の仕事が不得手で…すみません」とよく話しています。ではどんな仕事が得意だというのか。得意というのもアレですが、「まだ見えていない価値を視覚化する」のがVOICEの役割だと思っています。もしくは「まだ気づいていない答えを可視化する仕事」は喜んでお受けしています。「これをこんなふうにして…」とオーダーされるということは、もうすでに答えをお持ちなんですねと。ならば、わたしたちの出る幕はない。「答えをいっしょに探してくれ」。そういうお客様の力になりたいのです。わたしたちはクリエイティブチームです、といった自己紹介が誤解を招くのかもしれません。クリエイティブとかデザインはオーダーメイドの仕事だろう、とのイメージがあるらしい。だとしたら、VOICEは「Value Visualizer」と名乗るべきかと最近考えています。バリュー・ビジュアライザー=価値を視覚化する会社。そのほうが実際にやっている仕事を言い表していてすごくしっくりくる。でも、とつぜんそう名乗り出しても、はぁ?となりそうなので、検討します。

2022.01.07

text.6
戦わずして
勝ちましょう。

戦うと消耗する。疲弊する。広告やマーケティングは戦いです。できれば戦わないほうがいい。広告戦略といえば聞こえはいいけれど、戦略とは文字どおり「戦いを略すこと」です。戦いを避けつつ勝利するための策を練ることです。VOICEはお客様に「広告しなくていい状態をつくりましょう」とずっと言いつづけてきました。仕事のほとんどがブランディングワークやプロデュース業務なのは、広告戦略を考える前段階から関わらせていただくことで、過剰な広告コストをかけないでいい状態をつくりたいからです。戦わずして勝つための個性や価値を、開発の段階からつくってしまいたいのです。広告が必須だったのはひと昔前の話です。大事なのは、おもしろい広告をつくることより、価値のある商品やユニークなサービスをつくること。それができれば広告宣伝を最小限に抑えても、ちゃんと耳目を集められます。クリエイターに求められることは、十年前とは大きく変わりました。

2021.04.01

text.5
潜在能力を引き出す業
です。

自分たちのサービスの本質は何か。事業を営む以上、その問いの答えを探しつづけなくちゃいけない。答えをきちんと言葉にしなくちゃいけない。言葉は、きっと、変わっていく。サービスの本質に近づくたびに、新しい言葉を見つけることになる。言葉が5年前と変わらないようでは、5年前から成長は止まっていると考えなくちゃいけない。で、いまVOICEのサービスとは何か?の答えを紹介するなら、「潜在能力を引き出す業」です。クライアントが潜在的にもっている価値を顕在化する。可視化する。言葉にして、見えるように。ビジュアルにして、見えるように。クライアント自身がまだ気づいていない価値や、あるいは顕在化できていない価値を多くの人に見えるようにするのがVOICEの提供するサービスです。 クリエイティブワークやデザインとは「お客様の潜在能力を引き出す手法である」というのがわたしたちの考えです。クライアントをかっこよくしたりオシャレにしたり、よりよく見せることがデザインの本質とは思っていません。

2020.12.07

text.4
クリエイターはビジネスをデザインせよ。

VOICEは2011年から飲食店を経営しています。石川県金沢市のワイン食堂『OCHENTA Y OCHO / オチェンティオチョ』と小松市のブラッスリー『1945/イチキューヨンゴー』というお店です。「なんで飲食やってるの?」とよく訊かれます。クリエイターの可能性を実証したいからやっています。「手広いね」などと言われたりもしますけど、そんな商売っ気はありません。オシャレなことがしたくてやってるんじゃない、とも申し上げておきます。「カフェも運営してるってなんかいい感じでしょ」といったノリがデザイン業界にはあるようですけど、薄っぺらいので好きになれません。本業と副業。そういう仕分けも考えたことはないです。VOICEは事業をデザインしたい。広告やWebや映像をクリエイトするだけではなく、事業そのものをクリエイトし、自ら経営する。そうすることでクリエイターの力を明らかにしたい。ビジネスそのものをデザインする力があることを立証できればと考えているわけです。では、事業であればなんでもクリエイトするのかというと、そうではありません。飲食ビジネスは、とてもクリエイティブな事業です。だからやりたいと考えました。オリジナルであること。クリエイティブであること。OCHENTA Y OCHOや1945はそこにこだわったお店だからこそ成果をあげられているのだと思います。どこかの都市で人気のカフェやレストランをコピー&ペーストしたお店だったら、それはただの副業でしょう。クリエイティブ事業ではないでしょう。

2020.06.07

text.3
なぜカブトムシなのか。

すぐ、欲しがる。装飾を欲しがる。演出を欲しがる。足していく。間が持たないから何かが足りないと考える。足りないものを足していくのがデザインだと思っている節がある。デザインは足し算ではない。カブトムシは足していない。その姿形に目を凝らしてみる。生きるために必要な機能をつきつめた結果の造形美。機能美。装飾も演出もない。よけいなものがない。人の作為は、足されていない。なのに、信じられないほど美しい。強く、正しく、美しい。わたしたちにこの美しさを表現できるか。できないと思う。だけど、なぜカブトムシが美しいのかを研究することはできる。そこに向かっていくことはできる。要素を削ぎ落としていく。残った要素を磨き上げていく。VOICEのクリエイティブの指針です。カブトムシにあこがれて15年以上経ちます。

2019.12.05

text.2
注射を打つのがお客様のためか否か。

お客様が「ほしい」と思っているものは、はたして「本当にほしいもの」なのか。あるいは「真に必要なもの」なのか。その見極めをしないままに「はい、ご要望にお応えします」とは言えません。「風邪だから注射してほしい」と患者さんがいう。「はい、よろこんで」と注射を打つ。そんなお医者さんはいないはずです。まず、診察する。事に当たるのはそれからです。診察しなければ事に当たりようがない。お客様のいう「ほしいもの」を提供するのはそんなにむずかしい話ではありません。むしろ、ラクです。「こんなデザインにしてほしい」に対して「こんなデザイン」を提供することは仕事と呼べないくらい容易です。ラクしてフィーはいただけない。「お客様が求めるものを提供する」といえば聞こえはいいですが、それがお客様本位なのかは疑問です。お客様が求めていても、それが誤ったものであれば助言させていただかなければならない。黙認はできない。誤っているかもしれないと疑いつつも「注射してほしいというなら注射しましょう」というのはプロのふるまいとは言いがたい。

2019.08.05

text.1
マイルス・デイヴィスになりたい。

VOICEは何屋か?と質問されたら答えに苦しみます。ただのデザイン会社でも広告会社でもWeb制作会社でも映像制作会社でもない。そのすべての機能を備えていますが、そのどれかで生計を立てている会社ではない。以下は、直近1週間で動いていた仕事の一部。◎関東の企業2社の経営理念・行動指針開発◎北陸の飲食店のプロデュース業務◎関西の医療機関のブランディングのキックオフ◎北信越地域の地方都市のまちづくり会社のコンセプトメイキング◎北陸の企業の商品開発プロジェクト◎全国展開するマンションのネーミング&コンセプト開発・・・。お客様の真の問題を解決しようとすると、デザインや広告の枠組みを超えた仕事だらけになる。結果、既存の業界や業態には収まらなくなる。だんだん何屋かわからなくなる。いいと思います。事業の本質をつきつめている企業は、おおむね既成の業界や業態からはみ出ていく。あるいは、自身が業態になっていく。イノベーターがそう。アーティストもそう。「俺の音楽をJAZZと呼ばないでくれ」。帝王マイルス・デイヴィスの言葉です。JAZZの革新者であるマイルスは、作品ごとに既存の枠組みを超えていった。カテゴライズできない。どんなジャンルにも属さない。自分自身がジャンルになる。「VOICEの仕事をデザインと呼ばないでくれ」。わたしたちのあるべき姿だと思っています。

2019.04.01

CONTACT
お問い合わせ

Q&A
よくある質問

閉じる

制作に関する
ご依頼・お問い合わせ

ブランディングやホームページ制作、
グラフィックデザインなどの制作に関する
ご依頼やご相談については
お電話またはお問い合わせフォームから
お願いいたします。
またお急ぎの方にはZoomでのご相談も受け付けております。

電話でお問い合わせ

tel.076-254-0210
受付時間 9:00-18:00

tel.076-254-0210受付時間 9:00-18:00

お問い合わせフォーム オンライン相談
閉じる

よくある質問

Q.県外からの依頼でも対応は可能か?
A.全国各地にお取引先があり、柔軟に対応してきた実績があります。まずはリモートでのご面談などでもけっこうですので、どうぞお声かけください。
Q.コンペに参加いただくことは可能か?
A.基本的には参加しておりませんが、弊社にお声掛けいただいた動機などを聞かせていただけると幸いです。諸条件なども確認できましたら、ご検討させていただくことも可能です。まずは詳しいお話を聞かせてください。
Q.紹介者はいないが新規取引できるか?
A.ご紹介者がいなくても問題ありませんが、まずは一度ご面談をさせてください(リモートなどでももちろんけっこうです)。お話をさせていただいて、御社にとって、本当に弊社に依頼してよろしいかを判断する機会になると思いますので、どうぞよろしくお願いします。
閉じる

制作実績